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[ グルメ・お酒 ]
2021.12.18
岡崎グルメ「老舗洋食屋の味 カルウソーをさがせ」
岡崎の隠れた地域グルメについてのお話し。
岡崎市近隣には謎の地場グルメ「カルウソー」なるものが存在する。昭和40年代には喫茶店などが数軒地元でもメニュー化されていて、年配の人なら食べたことがあるという方もいるだろう。ただ昭和50年以降、喫茶店そのものの数が減少したこともあって、そのカルーソーそのものがメニューから消えてしまったという経緯がある。
しかし安心されたし。康生で食べることができる。
今回は『カルーソー』とそのお店のご紹介
結論を言おう
岡崎における「カルウソー」とは、細めのスパゲッティに刻んだ豚カツとデミグラスソースベースらしき挽肉入りソースが載っていて、チーズがすりおろしてかかっているもの。
余談だが、ワイはカツカレーが好きでない。カレーはカレーで食べたい。カツはカツで食べたい。混ぜるがさつさが嫌いだ。でもこの食べ物は別。やはり子供の時にせがんた食べた思い出があるからだろう。全く勝手なものだ。
本題に戻る。ただ全国的には同名の食べ物が点在している、鬼まんじゅうみたいにいろいろな作り方、形がある、自然発生的な地域グルメという説が有力のようだ。実際、ネットを調べてみても、岡崎のカルーソーとは異なり、鶏レバーとキノコのトマト煮込みのソースのものが多く、由来としてオペラ歌手エンリコ・カルーソーの好みのメニューだという。
じかし岡崎は味付けの濃さが特徴の東海圏。カルーソは、カツがメインだ。
もちろんイタリアの歌手エンリコ・カルーソの名前由来だ。
前置きが長くなった。紹介しよう。いまでもカルーソーが食べられる店、それが大賀屋から南に徒歩30秒。菊やだ。
メニューには載っていなかった。常連たちはこっそりカルーソーある?とお願いしていたものだ。※テレビで紹介されたこともありその後メニュー化
洋食がごちそうだったころ、このカルーソーは子供たちにとってのごちそうだった。ミートソースとかつ、チーズが同時に食べられるからな。味付けもガッツリで、当然、腹持ちもよい。子供だけでなく、いかにも三河人が好きそうなものだ。
なぜカルーソーが広まり、なぜいまではメニューそのものが消えつつあるのかは正直わからない。ただ昭和のごちそうが令和でも食べられる。この事実を我々はかみしめるべきだ。外食のチェーン化が進み、いろいろなものが画一化される中でも、4代つづく地元老舗洋食屋が昭和のごちそうを今に伝えている。安くて新しいものだけがすべて
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詳細
店舗基本情報
菊や(洋食、喫茶店)
https://tabelog.com/aichi/A2305/A230502/23027126/
予約・お問い合わせ
0564-22-6860
住所 愛知県岡崎市連尺通2-29