康生通りにある「サンライズ康生」の２階、レンガ調のレトロなパスタ屋さん。

ランチ時はいつもにぎわっている、康生でも人気の高いパスタ屋さんです。
常時４０種類のメニューが食べられるので、いろんな味を試す事ができます。

店内中央にはオーバル型大テーブルが置かれ、そのまわりを取り囲むように４人席の木製テーブルが配置されています。
長年変わらない座席配置ですが、初めて入ったら面白く感じる、一風変わった店内です。

「春キャベツとしらすのペペロンチーノ（900円税込）」

火を通した春キャベツは甘く、大葉の爽やかさも際立って、１つのパスタの中に２つの野菜の香りが感じられるペペロンチーノです。
ニンニクも効いているので物足りないという事もなく、しらすもたっぷりと入っていて、素材の味を存分に楽しめる一皿になっています。

「春キャベツ」とは秋から冬にかけて種をまき、早春から初夏にかけて収穫されるキャベツのこと。
通常のキャベツに比べて葉の巻きがゆるく、みずみずしくて柔らかいのが特徴です。
春キャベツの名前の通り、３月中旬から４月に店頭で見かけることが多くなります。

低カロリーなうえ、ビタミンC、ビタミンK、カロテン、食物繊維などの栄養素も豊富なのも嬉しい、今が旬のお野菜です。
味が濃いので、パスタの中でもしっかり美味しさを主張してくれる存在感があります。

もう一つの主役である「春しらす」も、ふわふわと柔らかく食べ応えたっぷり。
春しらすというのは、冬に生まれたイワシの稚魚が成長したもので、ふわっふわの食感と濃厚な旨みや甘みが特徴的な、春の訪れを告げる小魚です。

栄養価も高く、カルシウムやビタミンDが豊富に含まれているので人気ですが、漁獲量は年々減少しているそう。

春の旬の食材は、柔らかくて繊細な味付けがよく合います。春キャベツやしらすの優しい香りや甘さを際立たせるには、ペペロンチーノというシンプルな調理法が一番ですね。
女性にもよく好まれるパスタだと思います。

後ろに移っているのは、たまごとポークのあんかけパスタ。
男性がお腹いっぱいに食べられる、ガツンと食べ応えのあるメニューです。

こちらは根強いファンがいる、鉄板イタリアン。
ふわふわ玉子がジュ―ッと音を立てながら出てきます。濃厚なトマトベースのパスタに卵を絡めると絶品。

１つのお店の中で、その日の気分や腹具合によっていろんなパスタを食べられるのは、BAKUの大きな魅力です。

お気に入りのある方も、色んな種類を試してみたい方も、パスタ好きな方はぜひお店に足を運んでください。

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