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お茶壷道中-おちゃつぼどうちゅう- とは
寛永九年(一六三二)に宇治茶を将軍家に献上することに始まったお茶壷道中。
家光は将軍の権威を示すため、毎年江戸京都間を往復する一行の茶壷に、はなはだしく威勢を持たせました。
宿場では百人の人足を出す定めがあり、多いときにはお茶壷奉行はじめ百人以上の行列をもてなさなければならなかったため負担も大きく、この茶壷は各宿場から大いに恐れられていました。
行程の都合で岡崎伝馬宿ではこの一行はご馳走屋敷で休んだそうです。
ご馳走屋敷には岡崎藩の家老が出向き、丁重にもてなしたとの記録が残っています。
一往復で、伝馬通りの歴史丸分かり?! 岡崎宿伝馬歴史プロムナード
非常にユニークで楽しい形をした石像ですが、実は一つ一つに宿場町「伝馬」のストーリーが込められています。
伝馬通り約130mに渡って設置された石像を見てゆけば、街道を行き交う人々が当時どんな様子だったのかを感じ取ることが出来る、歴史好きには堪らない趣向です。
当時の東海道にタイムスリップした旅人気分で、ぜひ通りを散策してみましょう。
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