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[ 歴史・石碑 ]
2021.02.12
御旗公園の田中吉政像
天正18年(1590)、岡崎城主となった吉政は、惣掘という形で城郭を拡張、東海道を城下に引き入れ、「二十 七曲り」という町並みの基礎を形成。矢作川の築堤を行うなど、岡崎の都市形成 に重要な役割を果たしました。
田中吉政といえば関ヶ原の合戦後、石田三成を捕獲した人として広く知られていますが、岡崎城主としても大変活躍された方です。
像はもともと籠田公園の近くにありましたが、再開発の関係で御旗公園に引っ越して来られました。
公園の片隅でコロナ禍なのでマスクをしてたたずんでいる様子はちょっとシュール。
田中吉政像のある御旗公園では、2019年発掘調査が行われ注目されました。
ちょうど岡崎城の一番外側にある堀のすぐ北側にある公園で当時の城の規模を知る上でとても重要な歴史的なスポットとなっています。
もう一つの田中吉政像を知っていますか?
実は、ミニサイズの田中吉政像が伝馬通りにあります。
『岡崎伝馬宿 歴史プロムナード』の中の一つがそれです。
20基の石像が、当時栄えた江戸時代の伝馬通りの風景を物語っています。
下の記事から詳しく見ることが出来るので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。
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