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[ 企画 ]
2022-12-10
おかざき★ヒトモノ語り 3人目「合資会社八丁味噌(カクキュー)」
1645年創業。現当主は19代目。
昔ながらの伝統製法を守り、木桶に約3トンの石を積み、二夏二冬の長期熟成をしています。
岡崎市と言えば「八丁味噌」を連想する人は多いはず。
今回は、当主と次期当主の想い
そして、八丁味噌の未来についてお話いただきました。
伝統製法という文化的価値を繋げてってもらいたい
【久右衛門】
八丁味噌への想い…想いしかない。体の一部で人生そのもの。偉そうな事言っとるけど。
【昌吾】
他の人から見たら一商品だけど、社長は歴史だったり文化だったりを代々受け継いで、生まれた時からそういう環境の中で、すぐ隣にあったので。
会社の一部、カクキューの一部というか、伝統製法の一部なのか…
後世に"八丁味噌"を伝えていきたい、次代に"八丁味噌"を繋げていって欲しい
【久右衛門】
まあ、全部だよね。ここで生まれて、ここで育って、ここイコール自分だもんで。
商売というより、続けるというところ。
後世に味噌をちゃんと伝えるのが第一優先。
次の代がこんな考えになってくれて大安心。
【昌吾】
もう洗脳ですよ(笑)。
そういう思いをずっとお聞きしていると、入社当時の個人的な感覚は変わってきてますね。
【久右衛門】
江戸時代からずーっと繋がってきて、その歴史の中で、今この時代を自分が担当しとるんだけど、次は昌吾くんの番。ほんでその先もずーっと繋いでって。
守って繋げていくのは製法だけではなく、文化的な価値そのもの
【昌吾】
周りの環境がどんどん変わっていく中で、培ってきたものを、次に伝えていくという事は、まだまだ苦労が絶えないと思うけど、途絶えさせない事、繋げていく事が第一優先ですね。
【久右衛門】
木桶も石積みも、プラスチックや鉄の塊じゃいかん。
結果おいしくなればいいんじゃなくて、伝統製法という文化的価値をね。
「久右衛門」の名前と、国の登録有形文化財のこの建物もね、守って繋げていってもらいたいね。
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①カクキュー八丁味噌