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[ 企画 ]
2023-07-08
おかざき★ヒトモノ語り 7人目「合資会社池田屋」
明治15年創業時より蒟蒻、ところてんの製造をおこなってきた合資会社池田屋。
工場隣では直売所も運営しており、毎日お客様が絶えません。
低糖質、低カロリーで食物繊維が豊富なところてんは、健康志向の人に注目の食材。
一時期はテレビの影響で非常に話題になったこともあるそうです。
ところてん独特の磯臭さが苦手な人ほど試してもらいたいと話す光司さんと、奥様の清美さんに今回はお話を伺いました。
「売れる商品」じゃなくて、「おいしい商品」をつくりたい
【光司】
一番ありがたいのが「池田屋さんのところてんを食べとると、他のが食べれんくなった」って言われる事。
そんなん絶対、商品に手は抜けんじゃん。
思い返してみると「売れる商品」じゃなくて、「おいしい商品」を作ろうって目指してきたね。
【清美】
小売りを始めて「おいしい」って直に聞けるのが嬉しいね。
機械メーカーもびっくりの品質へのこだわり
【光司】
天草を洗うだけで半日位かかっとるから。
普通は軽くゆすいで砂を落とすだけなんだけど、それだと洗い水は飲めたもんじゃなくって。
飲める位にきれいにしようってしたら、10回位洗うといいってわかって。
そん位やらんとおいしいのができんだわ。
【清美】
3回位洗い機壊したよね。
【光司】
メーカーに文句言ったら、洗い過ぎだって言われてさ。
でもそのおかげで透明で雑味がない磯臭さのないところてんになった。
【清美】
実験好きだよね。すっごいこだわるし。
1番の 品質管理は 妻の舌
【光司】
毎日僕の作ったところてん食べて、「今日はまあまあだね」とか、「今日は駄目だね」って言うから。
【清美】
大好きだから、ちょっとでも違うと、すぐわかっちゃう。
【光司】
ところてんは天草だけだで、それを上手に引き出すのが職人の腕だで。
【清美】
毎日ところてんを食べて、20年くらい?この頃、上手になったよね。ところてん作り(笑)。
【光司】
微妙な味の違いがすぐばれる(笑)。
【清美】
日々努力だね。
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