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[ 企画 ]
2022-02-09
【特集】三河かすてら『かすてりん』ってどんなお菓子?
昨年11月に備前屋より発売された新銘菓「三河かすてら かすてりん」。1個270円(税込)で、本店、系列店、オフィシャルサイトの通販ページでも購入することが出来ます。
可愛いらしい響きのこのお菓子、もう試してみましたか?
「かすてりん」という名前には、実はいろんな意味が込められているそう。この記事では、どんな商品なのかを写真と一緒に分かりやすくお届けしようと思います。
ぽけろーかるの公認ライター ジョイさんが、備前屋の社長さんにお話を伺って来てくれたので、ぜひ下のリンクから取材の様子もお楽しみください。
一つ目の<りん>は、三河弁から。
「三河」とは愛知県の東部を示します。
「三河弁」の特徴的な語尾は「じゃん」「だら」「りん」ですが、中でも「りん」は「食べてみりん」というように可愛らしい印象で使われます。
『かすてりん』は「三河本みりん」を加えた優しい甘さの黒糖カステラです。
二つ目の<りん>は、「輪(りん)」をかけて。
丸輪のリング状にふんわり黒糖カステラに焼き上げました。
三つ目の<りん>は、三河本みりん。
「みりん」には角谷文治郎商店の「三州三河みりん」を使用しています。
餅米を麹の力で糖化熟成させ、飲めるほど美味しく切れの良い甘さが特徴です。
三河地方は醸造に適した水と温暖な気候に恵まれ、二百余年の昔からみりんの醸造が盛んに行われてきました。
現在でもみりん業者数全国一を誇るみりん作りの本場です。
ザラメ糖のシャリシャリ感が美味しい♪
「かすてりん」をカップから外すと背の低いシフォンケーキの様な形をしています。
カップの底に溶け残っているザラメ糖がシャリシャリした食感でアクセントになっています。
ザラメ糖は、カップに付いてしまっていることがあります。つまんでポリポリ食べるのも楽しみの一つです。
オシャレなギフト箱は、三河木綿がモチーフに。
三河木綿の意匠をあしらったギフト箱にも注目です。
「三河縞」を取り入れた粋な柄は、落ち着いた和の色味と、可愛らしいポップさがバランス良く織り交ぜられたデザインになっています。
三河を代表する伝統産業があしらわれているという事で、岡崎土産として渡すと喜ばれそうですね。
[三河木綿とは]
愛知県・三河地方で生産される木綿を使った、地域認定の織物ブランドです。
当地では古くから綿花の生産が盛んでしたが、江戸時代以降、農家の副業として糸紡ぎ、次いで機織りが盛んになったことで特産品化し、三河木綿の縞柄や格子柄が江戸を中心に全国に知れ渡りました。明治時代には量産も可能になり、三河木綿・三河縞というブランド名が全国に広まりました。白木綿にはじまり、「三河縞」と呼ばれる美しい縦縞模様が特徴で、耐久性、保湿性、吸湿性の高い質の良い綿織物として今日まで受け継がれています。
さまざまなアレンジも楽しい!
緑茶や紅茶、コーヒー、ミルクティーなど、いろんな飲み物と相性のよいお菓子です。
優しい甘さのふんわりカステラの上に、ホイップクリームやアイスクリームを合わせるのもGOOD!
今、個人的に試してみたいのは「小倉バター」です。輪っかの形だから「0キロカロリー」なんて都合のいい話はありませんが(笑)、みなさんもぜひお勧めの食べ方を発見したら教えてくださいね♪
さっそく週末のオヤツに「かすてりん」を買いに行こう!
個包装で、1つにつき270円(税込)。
お手ごろ価格なのも嬉しいですね。
そのまま食べる用、アレンジ用、家族へのお土産用にいくつか手に入れてみるのはいかがでしょうか?
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【特集】三河かすてら『かすてりん』ってどんなお菓子?
- WEB
- https://bizenya.co.jp/products/kasuterin-1
- その他
- この記事は上記ページより引用させていただきました。
この記事で紹介されたスポット
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①備前屋本店