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[ 歴史・石碑 ]
2024.06.26
岡崎城の東玄関【籠田惣門-かごたそうもん-】のご紹介(伝馬通/石碑紹介)
その昔、東海道でも有数の宿場町であった伝馬通り。
その歴史のかたりべとして、岡崎市伝馬通2丁目の両歩道に、20基の可愛い石像が並んでいるのはご存知でしょうか。
この記事では、その中の【籠田惣門-かごたそうもん- 】の石像についてご紹介します。
籠田惣門-かごたそうもん- とは
田中吉政の時代、岡崎城の周囲は川の流れを取り入れた堀で囲われたとされています。
籠田惣門は現在の籠田公園前、西岸寺辺りにありました。
門の前に外堀があり、そこから西は岡崎城内となります。
惣門は東海道が城郭内に入る出入口にあたり、籠田惣門は東の門でした。
西は現在の中岡崎町に松葉惣門がありました。
二十七曲と呼ばれた東海道は、伝馬町を経てこの籠田惣門から北に曲がり現在の籠田公園を抜け、連尺町へとつながっていきます。
岡崎では東海道は東西から城下まで導かれていたということです。
一往復で、伝馬通りの歴史丸分かり?! 岡崎宿伝馬歴史プロムナード
非常にユニークで楽しい形をした石像ですが、実は一つ一つに宿場町「伝馬」のストーリーが込められています。
伝馬通り約130mに渡って設置された石像を見てゆけば、街道を行き交う人々が当時どんな様子だったのかを感じ取ることが出来る、歴史好きには堪らない趣向です。
当時の東海道にタイムスリップした旅人気分で、ぜひ通りを散策してみましょう。
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