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[ その他 ]
2022.11.22
【康生さんぽ】憩いの緑と休憩スペースで、まちの中に小さな居場所発見!(ヨリミチ✕コミチPJ)
11月も残り少なくなりましたねー。
それにずいぶん寒くなってきました。
さてさて、「日常の康生通り」をテーマに何度もまち歩きをしていると、今まで気にも留めていなかった『ささやかな心遣い』を通りの中に感じる事があります。
籠田公園のイベントや1DAY SHOPのように「わ!おもしろそう」と興味を惹かれる感じではないけれど、
「歩き疲れたな…」「次、どうしよう…」と、ふと足を止めたくなった時にありがたみが身に沁みる"街のおもてなし"を探していこうと思います。
緑の芝生を目印に、通りの色んな所に設置されている休憩スペースが嬉しい
社会実験が始まった当初に比べると、休憩スペースを使う人たちが少しずーつ増えてきている気がします。
テーブルには『まちのテラス』と名前が付いていて、自由に座っていいみんなのテーブルだよーと説明書きが。とても親切。
歩道に敷かれた緑の芝生が目印になっているので、足が疲れてくると通りを見渡して「緑色」をついつい探すクセが付きました(笑)
二つのバス停前に設置された、KOSEIポーチ
大型の木製ベンチ”KOSEIポーチ”は、暴れん坊チキンとベルン洋菓子店の前のバス停の横に設置されています。
バス待ちの子ども達や、から揚げをテイクアウトした若い人たちが使っているのをよく見かけます。
社会実験の期間中は、『まちのMENU』なるものが設置されてます。
(画像:まちづくり岡崎さん提供)
中はこんな感じで、スイーツや飲食店など、すぐ近くにある街のおすすめ情報が紹介されていました♪
次はどこに向かおうか、と考えている時や、後日の散策に役立ちそうな内容です。
KOSEIスタンドでくつろぐ人たち
お弁当や焼き芋、クレープのキッチンカーなどが出ている”KOSEIスタンド”でも、座っておしゃべりしている人、設置してあるストラックアウトで遊ぶ子どもたちを、ちょくちょく見かけます。
普段はパラソル席の座り心地がよくて、人気のよう。
籠田公園にもテラス席はあるけれど、もし通りに座るところが全く無かったとしたら、街へ出るのをちょっと躊躇してしまうかも…。
「座れる、屋根がある、荷物を置ける」というのは、街を歩くときの安心感につながってる気がしました。
看板やフラッグのテーマカラーは、渋い緑色。
ヨリミチ✕コミチPJのカラーは「緑」という事で、フラッグ・芝生・看板・サイン類には必ず緑色があしらわれています。
カラーでまちを装飾するのは、ラリージャパンの「赤」で大切だなーと実感したけれど、普段使いするなら”落ち着いた緑色”はベストチョイスだと思います。
色同士がケンカしてお店のたたずまいを邪魔することもないし、なにより緑色はまちを優しい雰囲気にしてくれるので♪
小さな緑色の看板は、QRコードを使ったWEBの写真展だそう。
スマホをかざして読み込んでみると、数十年前の康生の景色が出てきました。
通りの中にいくつも立っているので、散策しながら発見していくと面白いかも。
10ヶ所でコンプリートのようです。
こんな感じで、通りの中には小さな工夫がいろいろと詰まっていました。
「歩くのを楽しくする」
「疲れた時に休める」
「次の場所の情報をくれる」
「色で目印を示してくれる」
など、11月以降も続けてくれたらいいなと思う、優しいおもてなしの数々でしたね。
まちをタイムスリップ?!「康生むかしの写真展」11/27まで開催
ヨリミチ✕コミチPJは11/27(日)まで開催中。
11月の約1ヶ月間、康生通りでは「ヨリミチ✕コミチPJ」という、「日常をちょっとおもしろく。」をコンセプトに、通りの中に出店や休憩スペースづくりを行っているようです。
この、お店の軒先での1DAY SHOPもその一つ。
「のきでヨリミチ」という、お店の軒先スペースの歩道空間を使った取組みだそうです。
期間中、康生通りのお店の軒先が、出店ブースとして貸し出され、手作り雑貨やお菓子の販売、体験ブースなどが入れ替わりで出店しています。
特に、籠田公園などのイベントに合わせて、週末(土日)の出店が多いようなので、街に遊びに来た際は、ぜひまちに「ヨリミチ」していってください。
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